旅について

かつて、ヴェネチィアの商人であったマルコ・ポーロは、20数年の歳月をかけて東方のイスラムやアジアの国々(地域)を旅した。

その旅の体験を、小説家のルスティケロ・ダ・ピサに口述し、ピサが「東方見聞録」として表わし、当時のヨーロッパの人々の間で広まっていった。

その「東方見聞録」で表わされているインド、中国、そして日本のことに、多くのヨーロッパの人々の好奇心は掻き立てられた。

一方、日本においては、ジョン万次郎こと中濱萬次郎が、仲間と漁に出た際に遭難し、捕鯨船ジョン・ハウランド号に助けられた。

船長・ホイットフィールドに気に入られた萬次郎はそのまま航海を続ける。
そのときに、萬次郎は初めて世界地図を手にし、世界における日本の小ささに大変驚いたという。

旅に出ると、とても多くの発見と驚きの連続である。

マルコ・ポーロやジョン万次郎のように、旅に出掛けることで、その後の彼らの人生、いや、当時のヨーロッパや日本の社会が大きく変わっていった。

旅をし、その旅で自ら体験したことを周りに伝えていくことで、多くの人々が新世界に憧れを抱き、影響を受ける。

その影響を受けた人たちの中から何人かが旅に出掛け、彼らがまた周りの人たちに影響を与えていく。

こうして、旅をすることによる新発見や大きな気づきの連鎖が、社会全体を大きく動かす力になるんであろう。

さぁ、旅に出かけて、新しい世界を作っていきましょう!